老親と700キロ離れた一人っ子に起きたリアル(莉音)

一人っ子、遠方の両親が同時に倒れた。終末期医療・介護・死後事務・成年後見・「負」動産処分など。精神面や金銭面の話も書いていきます。時々脱線。どなたかの心に届きますように…

働き盛りの子供世代は、相談がしにくいなぁ・・・

ここで小休止。
地域包括支援センターのおはなし。

遠くにいる年老いた両親の事が心配なの、って友人知人に言われることが多い今日この頃。

「ご両親がお住まいの地域の地域包括支援センターにまずは相談してみては?」
「え?地域ナントカ・・・?ってそれ何?」という反応が返ってくることがほとんど。

シニアサポートセンターと呼んでいる自治体もあるようですね。
確かに、地域包括支援センターという名前を聞いただけでは、
何をするところか、抽象的でわかりにくい。

どうやら~地域で暮らす高齢者のみなさんの介護、福祉、医療等に関する
さまざまな相談に応じる公的な総合相談窓口~というのが定義のようですね。

私は両親が倒れる数年前から、A市、つまり両親が住む地域の地域包括支援センターに相談には行っていた。
帰省前に、メールでアポをとりケアマネ(ケアマネージャー)さんと面談したことがある。

当時、母が身体の不自由な父を介助していた老老介護(介助)。
父の身体がこれ以上不自由にならないように、そして母が少しでも楽になるように・・・

A市の地域包括支援センターは、お休みは年末年始のみ。
これは離れて暮らす子供世代、働き盛りの子供世代には助かるのではないのだろうか。
もちろんメールでも相談できる。HPにお問い合わせフォームもある。
A市では、それぞれのセンターにHPがあり、連絡先、アクセスやサービス内容も書かれている。

一方、私が今住んでいるB市の地域包括支援センター
センターごとのHPは、見つかりません。
この市にあるセンターの一覧があるのみ。
相談も月曜から金曜の役所が開いている時間帯のみ。祝日や年末年始は除くとある。
電話とFAXの番号しか載ってないので、まずは電話で、なのだろうか?

B市は地方都市。
子供たちが遠くの大都会で働いている人は多いだろう。
そんな働き盛りの人々が土日に、またはメールで夜間に相談も出来ないなんて・・・
また、アポをとって相談しようとしても土日や祝日は出来ない。
土日休みの仕事の方は、わざわざ平日に休みをとって帰省しなければいけない。

地域包括支援センターって、
開所時間も、相談がどのような形式で出来るのかも、自治体によって様々ですね。