やっぱりリアルに勝るものはない
#112 やっぱりリアルに勝るものはない
お久しぶりです
かなり間が空いてしまいました
父に私の他にもう一人
財産管理の成年後見人が就くことに関して
どうしても納得がいかず
家裁と喧嘩
この件に関しては
家裁が就けた弁護士の後見人も
理解に苦しむと言っていた
「僕も、この件については、どうして専門職後見人が
必要なのか、わかりません
家裁はブラックボックス
僕たちが理由を詳細に尋ねても
決して教えてくれないのです」
家裁によると、2つの理由があるという
(これらの「理由」により
なぜ専門職後見人が必要になるのか?という
根拠を、家裁は教えてはくれないということである)
まず一つ目は
民間の保険会社の介護費用保険がおりたから
本人、つまり父の財産が増えたこと
いや、これ父の財産じゃないと思うが・・・
なぜなら、私の両親、義理の両親、つまり4人分
月に3万ほどを掛け捨てでこちらがかけていたもの
この額をずっと貯金していたら
そのくらいのお金にはなっているはず
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もう一つの理由は
私の母方の祖父がC市という田舎に残した
古家(「負」動産)の処分の件
専門職後見人と相談しながらやるのがよいのでは
と言われた
これは、母の死後
母の法定相続人となった私と父の共有にしてあった
つまり父の財産でもあるからである
本人の財産を守るのが後見人の役目だから
家裁には逆らえない、不服申し立ても出来ないらしい
仕方ない
救いだったのは弁護士からの誠意ある言葉
「僕が後見人に就いたことで、ご本人やご家族の生活が
変わることが無いようにしたい」
「(財産があるわけではないので)
僕の報酬がなるべく少なくなるように
家裁と交渉してみます」
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当時、専門職後見人が不正をしたというニュースを
当地でも何件か聞いていたので
不安ではあった
また、不当に本人に関する出費を制限する後見人や
勝手に財産を処分する後見人もいる
という話も耳にしていた
この人なら信用できるかも
「父に会ってもらえますか?」
快く承諾いただけた
本人、つまり被後見人に会わない後見人も居るらしい
家族にも挨拶に来ない後見人もいるらしい
通帳だけ管理すればよいという考え方か?
どんなにデジタル社会が進んでも
最後はやはり、人と人
リアルな繋がりに勝るものはないと思っている
父は話すことも食べる事も出来ない
胃ろう、気管切開、半身まひ
目も見えているのかわからない
耳は聞こえていたと信じたい
弁護士は父のベッドサイドで
優しい笑みを浮かべながら
「こんにちは」と父に声をかけた
デジタルだけの繋がりでは
わからないこと
それは
この人、人の心がわかる人であるか?
あの時の優しい表情が忘れられない
私はその後、彼の法律家としての厳しい眼差しに
出会う事になるのである
あの件!
そうか、せっかく報酬を払うのだから
働いてもらわねば!
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