老親と700キロ離れた一人っ子に起きたリアル(莉音)

一人っ子、遠方の両親が同時に倒れた。終末期医療・介護・死後事務・成年後見・「負」動産処分など。精神面や金銭面の話も書いていきます。時々脱線。どなたかの心に届きますように…

退院しました&音の記憶

#88 退院しました&音の記憶

久しぶりの更新です
私、莉音自身が手術のため入院しておりました
入院中に感じたことも色々とあるので
機会があれば書いていきたいなぁと思っています

さて、私が入院したのは総合病院の呼吸器外科の病棟
(だと思います
管理者を掲示してあるところに
私の主治医の名前がトップにあったので)

余談ですが、「師長心得」という肩書?があることを
この病棟の管理者が書かれているボードを見て
初めて知りました
看護師長とは、少し違うようですね

手術前日、私が入院する病棟は6階だったのですが
6階でエレベーターを降りた瞬間に聞こえてきた
あの音・・・

悲しい音

母がCCUに居た時は、あの音が切れ切れではなく
一続きの音、モニターに表示される線が平坦になったその瞬間

あの時の気持ちは、まだ鮮明に思い出すことができます
あれからもう7年近く経とうとしていますが
忘れられないものですね

そして、あの音は父を3年間にわたり
介護看病していたときにも
いつも聞こえてきた音

ピッ、ピッ、ピッという電子音が
ナースステーションから常に響いています

エレベーターを降りた瞬間に
あの時の辛さが蘇りました

今回は自分の腫瘍と向き合わなくては
いけません

でもね
両親とも亡くなり、きょうだいも
子供も居ないとなると
なんだか気楽ではあります
気楽と言うのは適切な言葉ではないような気がしますが

少なくとも子供がいないというのは
気楽な要素の1つではないかと
つまり私が居なくなっても
誰も困る人が居ないという事

(職場は代替要員を見つけるために
少し困るかもしれませんが)

まだ手術痕が痛みます
微熱もあるので
しばらくゆっくりと休みます

今後とも、こんなことを書いていこうかなと
考えていますので
prodigykerokero.hatenablog.com

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