老親と700キロ離れた一人っ子に起きたリアル(莉音)

一人っ子、遠方の両親が同時に倒れた。終末期医療・介護・死後事務・成年後見・「負」動産処分など。精神面や金銭面の話も書いていきます。時々脱線。どなたかの心に届きますように…

ブラック病院に関して思い出したこと

#99 ブラック病院に関して思い出したこと

父が700キロ離れたA市から、私の住むB市へ
介護タクシーで運ばれてきてから
2番目に入院した病院が
とんでもない病院で・・・

最初の病院は友人のコネクションもあり
対応もよかったのだが
如何せん、自宅から遠かった
療養病床はなかなか空きがないから
入れるだけでも有難かったのだが

私も仕事帰りに寄るのに
流石に面会時間が6時までのこの病院では
不便さが増して
転院を考えたのだ

その2番目の病院
ブラックな内容は様々あったが
まあこれにはびっくりだったよね
prodigykerokero.hatenablog.com


看護師も、マスクもせず父の顔に顔を近づけて
「ほら、来たよ、よかったね」と
私が病室に居ると、大声で叫ぶ
(「娘さん、いらっしゃいましたよ、良かったですね」ならまだわかるが)
医療関係者?と疑うような行動
唾が飛ぶのにね

また引き出しに入れていたもの全部に
無断で、マジックで名前を書かれた

母の遺骨を入れていた
小さな骨壺自体には流石に書かれていなかったが、
骨壺を入れている桐の箱に書かれていた

また本来なら患者負担ではないものも
患者に買わせていたしね
看護師が使う手袋とか

看護師の対応も悪かった
リハビリの人に出す書類に書かれていた
父の病名も違っていたし(びっくりですよね)

その後転院した病院にも
父の胃ろうについての情報が
医師曰く
「整合性が取れない」事が書かれていたらしい

これについては
ブラック病院の前に居た病院
つまり父がB市で最初に居た病院の理事長
(胃ろうをしてくださった医師)に
電話をして確認をしたらしい

おまけに点滴をするときの
スタンドがなかった!
なんと、天井から針金が
アルファベットのJの形になってぶら下がっており
そこに点滴をひっかけていた

野戦病院か!

組織って、やっぱり体質があるのだなと
リーダーがおかしいのか
仕組みが整ってないのか
その両者なのか
このブラック病院、今でも改善はなされていないのだろうか

さて、本題(遅い!)
FBの「過去の思い出」に出てきて思い出したのだが
ここタオルのレンタルがない!(そういう病院はあるとおもう)ので
自宅から大量にタオルを持ち込んでいた

私が火曜日に父の所に来て、
中2日あけて金曜日に来たら
使用した形跡のあるバスタオル4枚、普通のタオル3枚が
無造作に置かれていた
洗濯しろよと言わんばかりに

「洗濯物を入れるバケツを用意しておきます」と
バケツ代も払ったのにこの始末
タオルは湿って水分を含んでいるのでとっても重たい

こんなの老々介護で年老いた奥さんが世話しているのならば
一人で全部持ち帰るのは無理だと思う

私は車を運転しない
病院へはバスで
職場の最寄り駅から
仕事帰りに寄っていた
仕事の荷物は本が多く、重たい
キャリーケースでも良かったが
駅から自宅までは自転車で帰宅する、諸事情により
流石にキャリーケース持って自転車には乗れない

タオルは褥瘡予防や水枕用にも使う

もちろんお風呂に入れてくださる日にも必要
常に棚に入るだけの量を
用意しておかなかればならなかったように思う

次に転院した病院では
タオルのレンタルはやはりなかったが
(個人的に業者を探してやればよかっただけかもしれないが)
洗濯は流石に大変だったので
お金を出して病院に頼んだ
月に1万弱だったと思う
これ、年金暮らしの老々介護の人には
厳しい金額かと思う

同室の方は車で来られているからなのか
洗濯はご自宅で行っていたようだ
それはそれで大変だと思って見ていた
その人が来れなくなったときには
どうしたらいいんだろう・・・

ブラック病院の話を思い出してしまった

次回からは、私が父の成年後見人に選任されたときの
話に戻ろうかと思う

あれ、家庭裁判所から「個人名で」
封筒が届くんですよ

そして中を開けると・・・
まるで判決文のような仰々しい文面が

いつもランキング応援ありがとうございます!
励みになります