老親と700キロ離れた一人っ子に起きたリアル(莉音)

一人っ子、遠方の両親が同時に倒れた。終末期医療・介護・死後事務・成年後見・「負」動産処分など。精神面や金銭面の話も書いていきます。時々脱線。どなたかの心に届きますように…

心の弱さと攻撃性:ASDとの関連

#34

あまりにもひどい言葉を投げかけられて
身も心もボロボロだった。

葬儀の時、遠くに住む母のいとこが
「私は、もう退職しているから、
片付けとか手伝いに行けるよ」

この言葉に甘える事にした。

なぜならば、
「お前のお母さんは、
ボランティアばかりやってるからいけないんだ」
「いつまでに、どこを、どんな風に片付けるんだ!」と
責め立て、攻撃しかしない人には
そばにいて欲しくなかったから。

ただでさえ母を亡くし、父の病状も、搬送も出来るかわからない・・・
そんな状況と向かい合わないといけない私。
涙しか出てこなかった。

「もういいよ、一人でやるから」
「邪魔者あつかいするな!」

理不尽に激高する人・・・
後で知ったが、これはモラハラの特徴のひとつ、
つまり、実は相手に甘えている心の弱さが
攻撃として表面化する人の特徴だったのである。

一人っ子は魂が寂しい。
親が死んだらひとりぼっち・・・
そう思って結婚をしたというのもある。

が、しかし
一番辛い時にこんな仕打ちをうけるとは
一人の方がよっぽどよかった・・・

信頼する人の胸で思い切り泣きたかった。

世の中の人は、みんなこれが出来るのだろうか。

共感力が極度に欠如しているのは
ASD(自閉スペクトラム症
ある種の発達障害の一種と知った。
そう思うしかないと割り切れたのは
随分後になってからのことだ。

後々考えると
ASDに当てはまるような発言が沢山あったからである。