#73 奇跡の克服と後悔の念・遺品整理
さて、ここで成年後見の話は一旦お休み
親の家の後片付けの話を
再び書こうとおもう
prodigykerokero.hatenablog.com
悲しみに暮れる中で
一番寄り添って欲しい人に
暴言を吐かれながら
膨大な荷物を整理しなければならない
重圧とストレス
思い出の品、父や母の手書き
父や母の匂いのするものに出会う度に
泣きながら仕分けしていく
全て残すわけにはいかない
仕分け作業は残酷きわまりない
今、振り返っても
あの暴言と重圧のなかで
乗り越えたのは奇跡としか思えない
母の従姉妹に遠方から来てもらい
甘えさせてもらった
それがなければ、本当にどうなっていたことか
配偶者は尊大型ASDの本領発揮なのか
このような不測の事態を受け入れるだけの
心の器が出来ておらず
本当に何度刺そうかと思った事か
親の住まいとはいえ
私が暮らしていた家ではない
明らかにゴミと思われるものを
整理して捨てるだけでも
想像以上に労力、時間がかかった
手続きも
prodigykerokero.hatenablog.com
親の家が持ち家の人が
親が死んでから数年経つのに
家が片付けられない・・・
という話を何度か聞いたことがある
これはよくわかる
固定資産税は出ていくだろう
しかし、賃貸だから家賃がかかる・・・
というプレッシャーに比べたら
まだ緩いものなのだろう
それほど親の住まいの後片付けは
大変なのだ
労力だけでなく、心の重圧も
やろう、やろうと思っていても
なかなか直ぐにできるものでもないのだ
きょうだいが居る人は
誰がどこまでやるのか?
それも悩みの種だろう
さて、最後に住まいを空っぽにするためには
どうしても業者に頼まないと不可能
家具などは、自分で処分できないから
小さな不動産屋を経営している
知人が紹介してくれたところは
なんだか代表者の写真が
どうも、その手の筋の人にしか見えない
そこは却下
親が亡くなる前から
目を付けておいた業者2件と
誰もが知っている大手の運送会社に
見積もりをお願いする
遺品整理業者・・・
これで検索すると出てくる
これも玉石混交
大手は2日から3日かかり
しかも50万近い見積もり
結局、20万あまりの見積もりの業者に
決めてしまった
しかし、今でも後悔していることは
色々とある
あれは捨ててしまったが、よかったのか?
あれもどこかにあったのではないか・・・・
考えたらキリがない
限られた時間で
他の手続きもやりながら
親の住まいのあるA市と私が住んでいるB市
この700キロ間を往復しつつ
頑張った
ベストを尽くしたと思うしかないのだ
人が死んだら108の手続きがあるのだから
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